【PRAXEN FORTE導入事例】案件管理と製造管理を一元化。得意先ごとの案件・粗利を見える化へ|有限会社シー・アンド・シー様
合同会社Praxenでは、企業ごとの業務フローに合わせ、案件管理・営業管理・製造管理などを一元化する業務管理プラットフォーム「PRAXEN FORTE」の導入・構築を支援しています。
今回、有限会社シー・アンド・シー様に、案件管理・製造管理を中心としたPRAXEN FORTEを導入いただきました。
導入にあたって大きなテーマとなったのが、「得意先ごとの案件状況を見える化し、案件単位で粗利まで把握できる管理体制をつくること」です。
有限会社シー・アンド・シー様について
有限会社シー・アンド・シー様は、群馬県みどり市を拠点に、特注家具・造作・家具塗装・椅子張りを手掛ける企業です。1997年設立で、公式サイトでは2025年時点で従業員10名と紹介されています。
社内には、
- 製造管理部門
- 木工部門
- 塗装部門
- 張り部門
- 事業推進部門
という5つの部門があり、製品の発注から完成までを一貫して対応されています。
特に製造管理部門は、公式サイトで「特注家具製造に関するすべての仕事を担う部門」と紹介されており、製作前の打ち合わせや見積もり、材料発注、運送業者の手配までを担当されています。
一つの製品・一つの案件が完成するまでに複数の工程や情報が関係するからこそ、案件情報と製造情報をどのようにつなげて管理するかが重要になります。
導入のテーマは「案件が今どうなっているか」を見える状態にすること
今回のPRAXEN FORTE導入で重要だったポイントの一つが、得意先ごとに発生している案件を一元的に把握できる状態をつくることでした。
製造業では、一つのお得意様から継続して複数の案件を受注することがあります。そのため、
- どのお客様から、どの案件を受けているのか
- 現在その案件はどこまで進んでいるのか
- いくらで受注しているのか
- 材料費や外注費などにいくらかかっているのか
- 最終的にどの程度の粗利が残るのか
といった情報を、案件単位で把握できる仕組みが重要です。
案件数が増えてくると、こうした情報を担当者の記憶や個別のファイルだけで管理することには限界があります。そこで今回は、「得意先」と「案件」を紐づけ、その案件に関係する情報をFORTE上で確認できる管理体制の構築を進めました。
案件管理と製造管理をつなげる
今回の導入では、単純な顧客管理システムではなく、案件管理と製造管理をつなげることを重視しています。
製造業の仕事は、顧客情報を登録して終わりではありません。実際には次のように、一つの案件の中でさまざまな情報が発生します。
これらを別々に管理すると、「案件情報はこちら」「製造状況はこちら」「金額は別のExcel」「原価は別資料」という状態になりやすくなります。
PRAXEN FORTEでは、こうした情報を案件を中心としてつなげて管理することで、一つの画面から案件全体を把握しやすい環境づくりを進めています。案件管理システムの基本的な考え方については、案件管理システムとは?営業・書類・販売管理まで一元化する方法で詳しく解説しています。
お得意様ごとの案件状況を見える化
もう一つの重要なテーマが、お得意様単位で案件を見える化することです。
例えば、一つのお得意様から年間を通して複数の製造案件を受注している場合、
- 現在進行している案件
- 過去に完了した案件
- 案件ごとの受注金額
- 製造状況
- 原価
- 粗利
などを紐づけて確認できれば、「どのお得意様から、どのくらい仕事をいただいているのか」だけではなく、「どのお得意様・どの案件が利益につながっているのか」まで把握できるようになります。
売上だけを見るのではなく、案件ごとの採算性まで管理することが今回のシステム設計における重要なポイントです。
売上ではなく「粗利」まで把握できる管理へ
売上が増えていても、必ずしも利益が増えているとは限りません。特に製造業の場合、材料費、外注費、運送費、そのほか案件ごとに発生するコストがあります。
そのため経営管理では、「いくら売れたか」だけではなく、「その案件でいくら粗利が残ったのか」を見ることが重要になります。
この情報を案件情報と一緒に確認できれば、経営者や管理者が、
- 利益率の高い案件は何か
- 想定より原価が増えている案件はないか
- どのお得意様との取引が収益につながっているか
を判断するための材料になります。
※ 今回の導入では、まず案件管理と製造管理の一元化から着手しています。案件単位・得意先単位での売上と原価の突き合わせによる粗利把握は、運用しながら段階的に整えていく設計です。
現場だけでなく、経営判断につながるシステムへ
PraxenがPRAXEN FORTEで目指しているのは、単に紙やExcelをデジタルに置き換えることではありません。合同会社Praxenでは、現場の業務フローを確認し、その企業の業務に合わせてシステムを構築・運用することを重視しています。
今回のシー・アンド・シー様への導入でも、
をつなげることで、「現場の仕事を管理するシステム」から「経営判断にも使えるシステム」へ発展させていくことを目指しています。
製造業だからこそ、会社に合わせた案件管理を
製造業と一言でいっても、会社によって仕事の進み方は大きく異なります。大量生産を行う会社もあれば、シー・アンド・シー様のように特注家具を中心に、一件一件異なる案件へ対応する企業もあります。
だからこそ、「既存のシステムに業務を合わせる」のではなく、「自社の業務に合わせて管理方法を設計すること」が重要だとPraxenは考えています。
PRAXEN FORTEでは、
- 案件管理
- 顧客・得意先管理
- 営業管理
- 製造管理
- 見積管理
- 書類管理
- 販売管理
- 売上管理
- 原価・粗利管理
など、企業ごとに必要な業務を整理しながら、一つの業務フローとしてつなげることが可能です。
Praxen自身も、同じ考え方で自社を回しています
Praxenは、お客様に提供しているものと同じ仕組みで自社を運営しています。秘書室・経営企画・営業・マーケなど9つの事業部をAIが担当し、毎朝8時のブリーフィングと夜20時の振り返りレポートを自動生成しています。詳しくは9事業部をAIが運営する仕組みで公開しています。
「情報がつながっていないと、判断が遅れる」——これは自社で運用していて日々実感していることです。だからこそ、お客様のシステムでも案件・原価・粗利を分断させない設計にこだわっています。
PRAXEN FORTEで、案件から経営数字までつなげる
今回、有限会社シー・アンド・シー様への導入では、案件管理と製造管理を中心に、得意先ごとの案件を見える化し、案件単位で粗利まで管理していくための仕組みづくりを進めました。
業務システムを導入する目的は、入力する場所を増やすことではありません。必要な情報が一つにつながり、現場と経営の双方が「今どうなっているのか」を判断できるようにすることです。
Praxenでは、企業ごとの実際の業務をヒアリングしたうえで、PRAXEN FORTEを活用した業務管理の設計・導入を支援しています。
- 案件をExcelで管理している
- 製造状況と案件情報が別々になっている
- 売上は分かるが案件ごとの粗利が分からない
- 得意先ごとの取引状況をまとめて確認したい
- 会社の業務に合うシステムがなかなか見つからない
といった課題がある企業様は、お気軽に合同会社Praxenまでご相談ください。業務をシステムに合わせるのではなく、御社の業務に合わせた管理環境を一緒につくります。
有限会社シー・アンド・シー様のご紹介
群馬県みどり市を拠点に、特注家具・造作・家具塗装・椅子張りを手掛けられています。製造管理・木工・塗装・張り・事業推進の5部門で、製品の発注から完成までを一貫して対応されています。
有限会社シー・アンド・シー 公式サイト(candc-w.com) →
掲載にあたり、社名・ロゴ・導入内容の公開について同社様の許諾をいただいています。
導入・活用の無料相談(1分)
よくある質問
A. 使えます。今回のシー・アンド・シー様は特注家具の製造業で、案件管理と製造管理を中心に導入いただきました。大量生産か個別受注かで必要な管理は変わるため、業務フローを確認したうえで必要な機能を組み合わせて設計します。
A. 受注金額と、その案件に紐づく材料費・外注費・運送費などの原価を同じ案件情報の中で扱う設計にすることで、案件単位の粗利を確認しやすくできます。どこまで自動化するかは、現在どのように原価を集計しているかによって変わります。
A. できます。得意先と案件を紐づけることで、進行中の案件・完了した案件・それぞれの受注金額や製造状況を、得意先単位でまとめて確認できるようになります。
A. Excelやスプレッドシートからの移行は一般的なスタート地点です。既存のデータ構成と業務フローを確認したうえで、移行範囲と手順を決めます。移行作業自体もPraxen側で対応します。
A. 対象業務の範囲によって変わります。まず使用頻度の高い業務から初期稼働させ、運用しながら管理項目を追加していく進め方をおすすめしています。
